2025年 09月 01日
期待は外れた
結構馴染みの居酒屋があって、しかしこの頃は顔をみせることがないのでたまには行ってやるかと余計な気を起こしたのです。随分流行っている店で時折入れないこともあるくらい。
実は先日訪ねたらやっぱりいっぱいで、奥の方にどうにか席を作るからというママの言を遮って、いやあ無理しないでいいよ又にするよと言うと、ママさん妙に残念そうな顔をして、それが妙に頭に残って、そこは日曜日も開いているのでたまの日曜日に行ってやるかと、別に他の用事もないのにわざわざそれだけに電車にのって…。まあ、私も甘いなとつくづく思うのです。
ママは見ようによってはイケてる熟女。私もこの歳になると熟女も大丈夫。商売熱心で、客を下にも置かない。塞いでいるときもこのママをみると元気になる。あら、この前は御免ね、などというママの笑顔で出迎えてくれるだろうと期待しつつ訪れたらなんと休み。暖簾も出されず提灯も灯っていない。
まさか、臨時休業か。この店の休みは月曜日なんだ。あ~れ~!と思いつつ思案。でも閉まってたらしょうがない。どうするいったい。ちょうど腹も減ってきた。
日曜日はかなりの店が定休日だが、開いている店もある。近頃あまり楽しめないので寄らなくなった店がある。たまにはそこへ行ってやるか、ついそんな気になった。だいたいこのまま帰ったら、ただ電車賃使ってやってきて電車賃使って帰るだけになる。そんなつまらないことになってタマルカンド砂漠。いや、タクラマカン砂漠でしたっけ。まあどっちでもいいです。
ひょっこり覗いたら客は誰も居ない。亭主ひとりカウンターの中でうずくまっていた。いつもは居る奥さんも見えない。たまたまこういう日もある。だけど、亭主の顔は冴えない。流行らなくなったのか、笑顔を見せない。ずっと渋い顔をしていて、話しかけてもろくな返事が戻ってこない。そうなると全然間が持たない。それでも一品だけじゃ悪いからと二品取って、なるべく早く飲んで出た。こんな雰囲気だったろうか、首を傾げながら、でもこんなんじゃ終われないと思案する。
線路向こうに知っている店がもう一軒ある。ママさんの店だが、あまり快活な女性ではない。顔をみせてもいらっしゃいの声もない。でも妙に固定客があるようで、客さえ居ればそれなりに楽しめる店ではある。こういう時は飲み直しだ。だいたいそう思う。
でもやっぱり客が居ない。日曜日のせいでもあるだろうか。でもこうなると、この物静かなママと二人きり。話も弾まない。あれこれと語りかけて、時々ポツーンと返事がある。妙なところで返事がくるから不愛想というのとちょっと違う。もともとそのタイプの人なんだな。知った顔の一人でもくればそれで楽しくなるんだが、そう思いつつ飲んだが、ついに最後まで一人。こんなだったらいっそチェーン店で周りを気にせず話題も気にせず考え事をした方がまし。
なんだかなあ…。はずし続けた。転倒したあの夜と同じだ。最初にコケたらそこで切り上げる。撤退。電車賃もったいないなんぞと言わない。そうするべきなんだなあ、とつくづく思うのですが、なんだか長いことぼやきました。悔しさはエネルギー--を証明してしまいました。
そうか、私も日頃もっと色んな事に悔しがれば良いのだ。するとやる気も起きるのじゃないか。でも数日すると、段々収まってくるのですね。
by yumewomitamae
| 2025-09-01 11:16
| ぼやき
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