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廃屋の壁--歯ブラシだって描けるんだぜ

そう見えると思ったらそう見える。段々だんだん見えてくる…。ウッフッフ、まるで催眠術ですね。もうちょっと薄暗くてそれらしきものが飛び散っておれば、ミステリー映画に出て来るような廃墟のコンクリートの壁みたいなものを私は連想しました。


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つまりこれも、偶然の結果が何に見えるかという類の絵画です。この頃はもう眼がかなり劣化してきて、大雑把な筆扱いの絵でないと描けなくなってきて、ついついこちらの方が面白くなりました。




私が絵を描いているのは事実上既にボケ防止となっております。思うのですが、ボケ防止には脳を遊ばせるのが一番良いのではないかと思っております。絵を描く人の大部分では本音では他人から注目されたいとかを持っていまして、見栄の強い人ほどそれがないかのようなことを言います。

つまりこれは腹の底の雑念なのですが、それをなるべくは取っ払って完全に遊んでしまうのです。全部をそれでやる必要はありませんが、結果を気にしない、他人の評価など無視。ここが大事なのだと思います。展示を考えるのであればどうしてもそういうことを考えざるを得ないでしょうが、しかし片方では完全な遊びをやる。そいういうことがあっても良いと思います


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壁と言えば、これは正真正銘廃墟のコンクリートの壁です。昔そっち系のブログをやってましてね、なんとなく不気味に感じますが、これは描いたものではなく完全に染みか或いは剥がれです。トーンを工夫すれば結構現代アートじゃなかったかなと思います。私が描くより上手い。偶然には逆らえません。ちょっと怖い系のイメージですね。


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意図しない偶然を楽しむ。そう言うことから生まれてくることは多いと私は思います。そして部分的になんとなく好ましい感じのタッチなどが見えたりすると楽しいのですね。おやっと思ってそういうものから会得するものもあるのですが、しかしなくても気にしない。



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で、上の絵は何で描いたかというと、これは歯ブラシなのですね。絵画用の筆で描かなきゃならんなどという決まりはないので、使えるものはなんでも試してみると面白いですね。現実に抽象画や現代系アートでは何でも使えるので、私がもし子供たちと描いていたら、そんな遊びばかりやってるのじゃないかと思います。

この手のものは失敗ということを考えない。出来たらそれが命。そこが良いところですよね。アートなんて居直りなんですよ、わっはっは!

本日もありがとうございました。


by yumewomitamae | 2024-12-12 21:11 | アート | Comments(0)