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ドーンと度胸で描いてみよう

度胸という程のものじゃないですが、失敗だって構うもんか、の意気込みですかね、いやはや実際はどんな絵を描いてもどれも失敗だとも言えるのですね。そもそも狙いがある絵はそこへ辿り着かないのはどれもしくじっている訳です。どうせそうなら--どうなっても知るか!--が大切じゃないでしょうか。


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しかしながら…ときたもんですが、そこから面白いものに発展するということだってあるのですね。逆に良い場合もある。なので、どんな失敗も貴重。この絵がなんだかは説明しないでおきますが、ドカッとやってみようということでございます。子供になったつもりでやってみるようなものでございます。




以前から思っているのですが、明暗の粗密が微妙なところに決まるとそれだけでウンウンと頷ける場合があります。この辺が絵画の不思議で、日頃あれこれと考える部分です。必ずしも誰にも理解できる絵を描くばかりが仕事ではないのですが、そこは人それぞれでございます。

近年、増々抽象現代風に傾きつつあるのですが、それもこれも皆ボケ防止で結構と割り切っております。こんな私も、昔は少女の絵なんかも描いていました。途中で気恥ずかしくなってやめてしまいましたが、そっちへ突っ切っている画家さんも存在します。この件に関してはかなり日本特有の現象のように見えるのですが、私はもうそちら系とは完全に離れてしまいました。過去を振り返ると人間の行動は不思議なものです。

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この頃意外なことに少々仕事が入ってしまって更新が遅れがちです。元のデザイン会社が閉じてからの少人数での再出発で、以後かれこれもう17年くらいやっております。仕事の内容は詳しくは言えませんがモニター上であれこれの描画関連をやっています。今はやっていませんがそれとは別に、時にはゲームのイラストなども描きました。

再出発するまでは、このブログでも時に語っておりますが、あちこちの不良っぽい会社でバイトをしたりでしのいでいました。その頃のことを思うと、少々の辛さはという感じです。

業態の性格もあるのでしょうが、仕事と言うのは不思議に--ない時はない、あるときは重なる--と、そんな具合です。暇も問題だけど、重なるのも辛い。それに年齢を考えるといつまでもできるもんじゃない。さすがにいつかはやめる時が来る。それはもう眼の前です。

しかしながら、中心になってくれている人が、私より年上であるにも関わらず私より元気でやめる気配がありません。二人とも、もう隠居していても良い年齢であって、来年無事かどうかもわからんですよと、年末になると忘年会代わりの食事会でいつも話し合っています。毎年同じことをやっている。

きっと倒れるまでやめないだろうなと思いますね。早く隠居してのんびり旅行へ行こうと言っているのですが、実現しそうにありません。


by yumewomitamae | 2024-11-16 20:15 | アート | Comments(0)