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ひっそりと配水池を訪れる

しばらく前のことなのですが、寄居町の外れの居酒屋でちょっと一杯やったのです。そのまま帰ろうかと思ったのですが、まだ陽が明るいし、そこでふと思い出したのです。この付近には興味深い施設というか建物があったはずだ。


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ちょっとした休憩時間にGoogleのストリートビューを眺めるのを好んでいます。他にもそういう人はかなり多いのじゃないでしょうか。あれもちょっとした旅です。そんな時、以前訪れた男衾の弾薬庫跡からそう遠くない場所に、ちょっとばかり雰囲気のある建物を見つけていました。いつもちょっとしか進まない私です。




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いつか訪れようと思ったっきりでしたが、実はよく通っている居酒屋さんからそう遠くもないのです。精々2キロ。2キロは人によってかなり遠く感じるかも知れません。しかし私のようなもの好きには、その気になりさえすればなんでもありません。大体その気になりさえすれば誰であってもなんでもないのです。今からでも行ってみるか…。


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山と言う程でもない小高い場所。これは道なりに登って辿り着いたところです。調べてみると配水池とありますがかなり独特の形をしています。配水池というのはいったい何をしている施設なのでしょう。


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上水道配水池とあるので当然飲める方の水だと思うのですが、こんなところに一旦溜められてるのですか。内部はきれいなんでしょうね。マンションの上のタンクも似たようなものですかね。ふと思うのですが、生水はやっぱりちょっとですよね。水道は圧が必要なので一旦高いところに溜めるのかな。周辺の山にも所々タンクのようなものが見えたりしますが、つまりはあれがこれですか。それにしてもこれはなかなか寂れた形をしていますね。


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明るく見えているけどほんとはもうかなり暗いです。ふと気付いたら、鉄線の上に大きなバッタが張り付いていました。一瞬ビックリですが蛇や蜘蛛でなければ大丈夫。なんというバッタでしょうね。じっとしてて逃げない。


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反対側から登ってきたので下りつつ振り向いて撮影です。あの螺旋はしご登ってみたいものです。と言っても内部は覗けませんが。

私は団地住まいの時期があったので団地には給水塔が幾つも立っているのを知っていました。あのなかって上の方に窓がひとつあったりして、そこまで螺旋の階段があるのですかね。ハシゴじゃ怖いですね。

こういうのを見ると生水はちょっとね、とやっぱりつい思ってしまいますが、昔は川の水をそのまま飲むこともあったし、生活水にも使っていましたからね。ハイキングなどでは清水を飲んだりもするんじゃないですかね。

でも川って、そこにはカエルもミミズも皆ゴメンで棲んでいるしヒルだっているでしょう。それを考えれば、どこかであったと思うのですが、マンションのタンクの事件なんか別にどうってことは…うーん、やっぱりあったでしょうね。住んでた人はどうだったのかな。

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仄暗い水の底から




ありましたありました。黒木瞳さん主演だったかな。あの映画の全体の雰囲気はかなり好きです。ホラーに雨のシーンはピッタリですね。あれくれいのミステリーが周辺でも起きないかなと普段思っております。別に事件を楽しみにしているわけじゃないですよ。飽くまでミステリーとして。

この映画って、もう22年も前なのですか。それにしても、くっ付いてる歌がどうも雰囲気にそぐわなくて白けるのは私だけかな。アメリカのクラス落ちミステリーとかホラー映画でもなんであんなパチモンの音楽鳴らすのかといつも不思議に思っています。製作する人の頭の中ではそう決まってるのでしょうね。

でも、配水塔と給水塔ってどう違うのでしょうね。調べればわかるのでしょうけど…。

by yumewomitamae | 2024-10-29 13:23 | 写真 | Comments(0)