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亡者ども

ややオカルト的な鬱陶しい絵と話題を少々続けますがお許しを頂きたいと思います。日々冴えない仕事を続けつつ、それでも何とかなっていることに有難さを感じるのは勿論なのですが、しかし反面、どうしようもない憤りを感じることも少なくありません。


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色々なにやら浮かんでいます


どんなことをしているかは詳しく言えませんが、早く言えば図面やイラストを描いているのです。私が関わってるのはその殆どが最終段階のものと言って良いのでして、その間に入っている関連機関に手数料が落ちた後になるのです。値切られるのはもちろんのこと、こんなものにと思えるような細かい作業にすら見積もりなどと言ってきます。送られてきたファイルを展開して検討し返事するのだって馬鹿にならない作業なのです。それでも過去は、デジタルではなかった時代ですが、できる人が限られていたのでそれなりに何とかなっていたのでした。




しかしながら、時代は変わってしまいました。その初期段階で荒っぽい仕事をする人が昔から居たのですが、デジタルの時代になってからはむしろ書き出すときのデータ崩れで整合性の取れない資料を平気で出してくるようになって、これではできませんと返事するのですが、その説明が大変なのです。いちいちそこをチェックして説明を書いて返すのですが、その労力は大変なものです。しかも全部を指摘するなんて端から無理。

指摘しても一度であちらが理解するなんてことは勿論ありません。なにしろ間に入っている人が取りまとめをしているだけの、多くは単なる事務員です。直接説明するのは私ではなく私に仕事を出してくれている人ですが、その苦労は想像もできません。声を荒げる訳にも行かないし、何度も同じことを繰り返して、よくもまあ今までやってきたなとお互いに妙な驚きを禁じ得ません。

そうやっている間に時間ばかり過ぎて、納期が短くなります。しんどいのはこちらです。しかも不整合なまま納品すると突き返されますし、結局は最後をやった者の責任になるのでコストと苦労は引き受けねばなりません。今のところ、仕事を出してくれている相棒がその全てを引き受けてくれていますが…。

また、初期段階の作業をする人は、納品する機関の取り扱い関係で成り行きで納品できる状態なのです。データの整合性を見ない。そのためかなりやんちゃな仕事をする人が少なくなく、後を受けるのがこれまた大変。この人の後の作業はやりたくないという名物みたいな人が居ました。

しかもその人は、仕事は午前中しかやらず、それで如何に景気の良かった時代だと言っても年収が一千万を超えていたのです。それでずっと調子よくやってきました。数年前になってようやく、こちらからの指摘を本腰で当該事務所が受け入れて本人を呼び出し、どういう理由でこうなっているのかと問い詰めたと聞いています。

遅いというのだ。何十年もそれでやってきて、どうせ本人はもう引退しようと思っていた頃だと涼しい顔で、それでも後日、自分が関わった仕事はそっちに回さないようにしてもらうからなと悪態を吐いてきたらしいのです。

結構なことだよ、要らないよあんたの後なんて。それがこちらの本音でした。世の中には、ここをしっかり押さえておかないと後を受ける人が大変だからと、そんな気さえ持たない亡者のような人が実際に存在するのです。しかも不思議なことに景気の良い時代は会社はそのことにに関心を持ちません。

丁寧にやっていた人と比べるとまったく詐欺のような請求額でした。それで結構な時代を乗り切った人が居る。畑は違うけど、えん罪を作り出して本人は名刑事のまま人生を終えた人も居ます。後で明るみになっても遅い、その類の人たちです。同業者にだって、同じ量の仕事をして請求が倍近い人が居ましたし、乱暴な仕事をして同じ単価を取っていた人が居ます。全体の仕事量が減って今はそんな人には出していないと言いますが、そんなんで良かったのかね。一つの理由を言えば、外注と言えども、皆会社創業の頃からの人たちなのでした。

そういう過去のことは今更問わないけれど、適当な作業の後が回ってくるのは今も続いています。これだけでもどうにかならないものか。後を受ける者の苦労をもう少し解って欲しいといつも思っています。しんどいときは本当にしんどい。

しかしながら、そろそろそれも意味ないですがね。どうせもう何年も続けられないので。

愚痴ってしまいました。最後の愚痴にしたいところですね。

by yumewomitamae | 2023-11-01 21:57 | アート | Comments(0)