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朽ちていく街--その9

これがごく普通のアパートだったのか工場関係者の住まいだったのか、今のところあれこれ訊いても詳しいことはわからないままです。前回の記事のアパートのすぐ隣にある別のアパートです。こちらは表通りに面しております。


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寄居の駅からもそんなに遠くはありません。かなり武骨な変わった造りです。敷地も広いし外からは工場にしか見えません。付近はなんだかわからない稼働しているのかいないのかすら判断し辛い工場がいくつか並んでいます。それにしても、ムム…、こちらにも長いトイレ煙突がそびえておりますよ。


ボロアパートの話は続きます
# by yumewomitamae | 2024-12-05 20:37 | 写真 | Comments(0)

朽ちていく街その8

この建物を見て、ハウルの動く城--をなんとなく連想してしまうのは私だけでしょうか。あのアニメの中でこんな煙突くっつけた岩みたいな奴が動き回っていなかったかな。この煙突は多分トイレの臭い抜き。戦艦大和もかくやと思える三連装。46センチ砲に比すべきもないけど、これはこれでそれなりに迫力あります。


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これは寄居の某所にある古いアパートの一部です。どう見てもトイレ。私は最初何かの工場のトイレだと思っていましたがアパートでした。なんとなく下窓が出っ歯に見えてしまいます。パイプがみっつあるということは個室がみっつあったのでしょうね。いっそ十本もあったらかなり壮大。寄居の名所。


続きをみるぜよ
# by yumewomitamae | 2024-11-26 18:54 | 写真 | Comments(0)

本日は完全に他愛のないつぶやきです。居酒屋の話です。酒の量には注意していますが、居酒屋で考え事をしたり楽しくやるのがいつの頃からか楽しみになりました。こんな街で客があるのかと、そんな雰囲気も面白いものですから、こんな暗い道を歩いて、しかも冬などは大変。そうまでして居酒屋へ通う気が、まず普通の人にはわからないでしょう。しかもここは私の住むところよりも更に寂しい隣街。


居酒屋でのちょっと寂しい出来事_f0410690_12461822.jpg


この寂しさがいいんだなあ、なんてことはいちいち呟かないのだけど、確かにそういう部分がないこともないのです。日頃耳にする演歌も、過去に詩を詠んだ歌人も皆寂しさ虚しさを歌います。己を厳しく見つめたくなった人間は決して甘い方へは行かない。誰も皆北へ向かうのです。

などという程のこともないですが、この暗がりですよ。前から車がきたらライトの光で下は何も見えない。一度は車道とは逆側の縁石に足を取られて転倒しかかり、進入禁止のゲートにもたれかかったこともありました。田舎の夜道って、本当に命がけです。昨年末には他の場所でものの見事に転倒しているし。その傷跡は今も消えないままです。


寂しい話の続きで~す
# by yumewomitamae | 2024-11-20 13:16 | 日常 | Comments(0)

度胸という程のものじゃないですが、失敗だって構うもんか、の意気込みですかね、いやはや実際はどんな絵を描いてもどれも失敗だとも言えるのですね。そもそも狙いがある絵はそこへ辿り着かないのはどれもしくじっている訳です。どうせそうなら--どうなっても知るか!--が大切じゃないでしょうか。


ドーンと度胸で描いてみよう_f0410690_19581413.jpg


しかしながら…ときたもんですが、そこから面白いものに発展するということだってあるのですね。逆に良い場合もある。なので、どんな失敗も貴重。この絵がなんだかは説明しないでおきますが、ドカッとやってみようということでございます。子供になったつもりでやってみるようなものでございます。


もっと~もっとみ~る~っ!
# by yumewomitamae | 2024-11-16 20:15 | アート | Comments(0)

叢樹

祇園精舎の鐘の声--ふふ、あっちは双樹ですがこっちは叢樹。単純に草むらに近い樹林です。枝の類を少々抽象風に扱えないかと思ったのですが、モノクロの、しかも水で溶くだけと言うこともあって徐々に墨絵に近くなっております。


叢樹_f0410690_10450056.jpg

穂先が開いてしまって捨てるしかないような安物筆が面白いと何度も語っています。私のようなお金のない生き物は高価な筆を遠慮なく使うことはできません。これは絵の具も同様です。

枝分かれした穂先がどう当たるか知れないので精緻な絵は描けませんが、むしろそこが面白いのですね。どんなものからでも面白さは発見できるものだと痛感しております。片方ではガッシュは無論のこと、未だに油絵に未練があります。もう油彩は、それをやる余裕がまったくなくなってしまいましたが。しかしどの画材にも私を魅了するものがあります。とにかく今は手軽な状態を好んでいます。


もっと読みたいで~す
# by yumewomitamae | 2024-11-09 11:12 | アート | Comments(0)